かばんの館から徒歩1分!出石永楽館(えいらくかん)は20世紀最初の年、1901年(明治34年)に開館した近畿で最も古い芝居小屋です。歌舞伎、演劇、落語などが多数上演され、但馬の人びとに親しまれてきました。
地元の人に愛されるこの芝居小屋が、大ヒット中の映画「国宝」のロケ地になりました。
映画の大ヒットにあわせ、早くもロケ地を訪れる映画ファンの方が増えています!

映画「国宝」
任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者としての素質を見いだされ芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の半生を描く壮大なストーリー。第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門にも選出され、今大ヒット中の作品です。
作品詳細
監督:李相日
原作:吉田修一
脚本:奥寺佐渡子
撮影:ソフィアン・エル・ファニ
音楽:原摩利彦
主題歌:「Luminance」原 摩利彦 feat. 井口 理(Sony Music Label Inc.)
振付:谷口裕和 吾妻徳陽
歌舞伎指導:中村鴈治郎
キャスト:吉沢 亮
横浜流星 高畑充希 寺島しのぶ
森七菜 三浦貴大 見上愛 黒川想矢 越山敬達
永瀬正敏 嶋田久作 宮澤エマ 中村鴈治郎 田中泯
渡辺謙
配給:東宝
映画「国宝」特別展開催中

映画「国宝」では青年期のはじめのシーンがここ永楽館で撮影されました。実は永楽館での撮影がクランクインなんだそうです。
現在出石永楽館では、映画「国宝」の特別展示が行われており、作中で使用されたのぼりや提灯などの小道具のほか、主要キャストや監督のサインが展示されています。



また出石永楽館のほかにも、豊岡市役所出石振興局の玄関ロビーや図書館出石分館にも小道具の展示がありますのでこちらも必見!(出石振興局と図書館出石分館は、出石永楽館から徒歩5分ほどです)
舞台装置まで見学できる!内部は必見
出石永楽館は公演、貸館のない日は内部を見学することができます(有料)。
舞台に上がることもでき、日ごろ目にすることのない劇場の舞台裏を見ることができます。
舞台の下の奈落(ならく)にも入ることができ、廻り舞台やセリ、すっぽんなどの舞台装置が見れるのが嬉しいポイント。国宝の登場人物たちが立った舞台や花道も実際に歩くことができます。

これは舞台裏にある楽屋から舞台と客席を見下ろしたところ。
役者さんになったような気分を味わえます。

舞台裏にある楽屋も撮影に使われたところ。本当に「舞台の裏」にあるのが面白いですね!

【基本情報】
かばんの館から | 徒歩1分(とても近いです!) |
入場料 | 大人:400円 学生:240円 中学生以下:無料 |
住所 | 〒668-0234 兵庫県豊岡市出石町柳17-2 |
営業時間 | 9:30~17:00(最終入館16:30) |
定休日 | 毎週木曜日、12月31日、1月1日 ※公演のある日は内部の見学はできません。 公演日は出石永楽館さんのホームページでご確認ください。 2025年7月20日から8月22日まで、設備工事のため休館です。ご注意ください。 |
TEL | 0796-52-5300 |
ホームページ | http://eirakukan.com/ |
駐車場 | 特定の駐車場はありません。近隣の駐車場をご利用ください。 |